現在完了形4-継続は力なり!な件


Hello, everyone!

麻布ブレインズ英会話スクール講師のYukkieです。

今回は現在完了形の継続についてお話したいと思います。皆さんは何か継続してやっていることはありますか?例えば、ずっと誰かのファンでいるとか何かの楽器を習っているとか。Oxford Languagesの定義によると’ 継続 ‘ とは、前から行われていた事が引き続き行われること。前の状態・活動をうけついで続けること  となっています。つまり過去に始めた何かを現在もやっているということですね。ここでもまた過去と現在の二つの時点が入ってますので、英語で継続を言い表す場合現在完了形を使います。

では例を挙げて説明しますね。最近大活躍した卓球の伊藤美誠選手ですが、彼女は2歳の頃に卓球を始めたのだそうです。2歳から現在まで卓球を続けているということを英文にすると次のようになります。

今までの現在完了形と違うところは完了形が進行形になっているところです。進行形にすることでより継続感を 表してるんですね。そして現在完了形は過去の時点が必要なので、過去と現在をつなぐ言葉を入れる必要があります。それがforとsinceです。forは過去から現在までの時間の’ 間 ‘ を示します。上の例だと2002年と2021年の間は19年なので、for 19 years となっているのです。sinceは過去の時点から現在まで続く時間の流れを表しますので、上の例ではsince 2002  (2002年からずっと) となっています。またsinceはその後に主語・動詞を取ることもできるので、since she was 2 (彼女が2歳のときからずっと)と言うこともできます。ここで注意が必要なのはsinceの代わりにfromは使えないということです。日本語で考えるとどちらも~から、ですが、fromはただ始まりの点を表しているだけでsinceのように現在までずっと  という意味を含んでいません。 だから現在完了形の継続の時はsinceを使います。

基本的に現在完了形の継続ではhave+been+v-ingで表すのですが、実は例外もあります。所有の意味でのhave、like、want、need、knowなどいわゆる’ 状態 ‘ を表している動詞は進行形のingを付けないことになっています。その状態が続いているのが分かっている訳だからいちいち進行形にする必要がないのですね。だからもし” 去年からずっとプレステ5が欲しいんだよねー” と英語で云いたいときは

I have wanted a Playstation5 since last year.

となります。

それでは今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます😌

ではまた次回~

All is nowΦ

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