品詞1-どうせなら最初から英語の”材料”を知っとこうよ!な件


  1. Hello, everyone!

麻布ブレインズ英会話スクール講師のYukkieです(o≧▽゜)o

突然ですが、私高校の時に”食物部(しょくもつぶ)”という謎の部活に入ってまして。まぁ、部員がそれぞれ作りたい料理を作って食す、というゆる~い部活だったんですけど、料理ってそれに必要な材料と手順があるじゃないですか。英語で文章を作る時も結局同じじゃないかなって思うんです。『男子ごはん』という料理番組でTOKIOの国分太一さんが料理家の栗原心平さんに”食材の説明をお願いします!”と、心平ちゃんが料理を始める前に毎回訊くんですけど、今回は私も英作文に必要な”材料”をみなさんにご説明したいと思います。

英文に必要な材料の一つ一つを品詞と言います。品詞にはたくさんの種類がありますが、今回はスタートダッシュで知っておくべき品詞だけをお伝えしますね。

・名詞 : 人や物などの名称。主語、補語、目的語になる(主語、補語、目的語は次回の文型でお話します)。

・冠詞 : aan、theなど。名詞の前につけます。この冠詞というやつが日本人には中々分かりにくいのですが、英語にはとっても大切なのです。時制の時もお話しましたが、日本語と英語では時間と空間の感覚が本当に違うんです。日本語では名詞の”数”というのはそこまで重要ではないのですが、英語では名詞を語る時それが数えられるものならば”一つか複数か”を明確にしなければならないのです!それでみなさんが英語を学び始めて最初に出くわすのがaとanですね。教科書などには”ひとつを意味する”とだけ説明されていることが多いと思いますが、これはただの”ひとつ”という意味ではなく、“世の中にたくさんあるものの内のひとりやひとつ”を意味します。ここ重要ですよ!

・動詞 : 英語の動詞は大きく分けてbe動詞と一般動詞の二種類です。be動詞についてはこちらの『今知っておくべきbe動詞の意味!』を参照してくださいm(__)m一般動詞って意味が伝わりにくいのでこのブログでは”する動詞”と言うことにします。さらにする動詞には自動詞と他動詞の二種類あります。自動詞というのはそれだけで成立してしまう動詞のことです。例えば、go(行く)、come(来る)、run(走る)とか。自動詞の後にすぐに名詞はつけられません。一方、他動詞は動詞のあとすぐに目的語の名詞が必要です。英語学習が進んで、最初にこの自動詞と他動詞の区別ができていないことで英作文が大変なことになってしまうことがあります。ですので、初めからその”する動詞”が自動詞なのか他動詞なのかを調べておくことをお勧めします。

・前置詞 : in、at、on、fromなど。前置詞は”前に置く詞”と書きますね。じゃあ何の前に置くかというと名詞の前に置くんです。冠詞も名詞の前に置きますが、前置詞が意味するところはその名詞が”いる場所”もしくは”いる時間”です。日本語だとほとんど”~に”とか”~で”とかで済ませられるのですが、英語の前置詞にはそれぞれに独特のイメージがあります。前置詞もかなり奥が深いので、前置詞に関してはまた後日改めてご説明します。

覚えることがたくさんあって大変って思わないでください。英文の”材料”を初めから正しく知っていれば、読むのも書くのも楽になりますよ!

次回は文型についてお話しますね~。

それではまた次回♪ヽ(´▽`)/

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