文型2-英文のパターンは5つだけ?な件


Hello, everyone!

麻布ブレインズ英会話スクール講師のYukkieです。

今回は英文の中でSVOCがどこにあるか見ていきたいと思います。まず次の例文を見てください。

Tom goes to school every day.(トムは毎日学校に行く)

この英文をSVOCに分けるとこうなります。

Tomが主語(S)、goesが動詞(V)、toが前置詞、every datが副詞です。お気づきだと思いますが、英語は主語(S)の後に動詞(V)が来ます。SVは英文を作る上で絶対に欠かせない要素なのでどのパターンにもSVは含まれます。そして一番最初のパターンはこのSVのみで構成されている英文です。で、上の英文の構成要素はSとVです。”えっ、toから後ろは?”と思われたかと思いますが、このように一見長い文章に見えても実は前置詞+名詞や副詞は文型の分類からは除外されます。前置詞+名詞や副詞は”彩り”の言葉なのでこの文章の核心ではないからなんですね。だからこの英文はSVで構成された文ということになります。ただこの例文でもお分かりのように彩りを付け加える場合、場所、時間の順番で英語を置くと覚えておくのはポイントですよ!

では次の例文をみてみましょう。

Tom is a boy from Canada.(トムはカナダ出身の男の子です)

この英文をSVOCに分けるとこうなります。

この英文ではTomがS、isがV、a boyがC、from Canadaは前置詞+名詞です。上で言ったように前置詞+名詞は彩りの言葉なので文型には入れません。なのでこの英文の構成要素はSVCとなります。前回も書きましたが、Cとは補語でCであるからにははSかOとイコールの関係性を持っていなければなりません。ここでは Tom = a boy という図式が成り立ちますね。このようにSVに続く言葉がSのことを表しているならばその言葉がCになります。勘の良い方はもうお気づきかもしれませんが、そうなんです、be動詞がVの時その文がSVCになることがめちゃくちゃ多いです!be動詞はイコールですからねっ。もちろんbe動詞以外でもSVCを作る動詞もありますが、今回は英語をこれから始める方用に解説しているのでbe動詞の後に名詞か形容詞が来たらそれはCだと思っておいてください。

それでは次の例文を見てみましょう。

この英文ではTomがS、playsがV、tennisがO、after schoolが前置詞+名詞になっています。先ほども言ったように前置詞+名詞は文型に入れません。すると残ったのはSVOです。動詞(V)の後に名詞が来ているのになぜここのtennisがCじゃないのかというと、そうです、Tom = tennis ではないからです!じゃあこの” tennis “は何でしょう?それは”play”する”もの “を指している訳です。つまりある動作の目的ですね。ですからこのtennisはOです。Vの後ろが名詞でCかOか迷ったら、Sとイコールになってるかどうかを見ればすぐわかりますよ。

なんだか長くなってしまったので、残りは次回に書きまーす!

All is nowΦ

Take care!